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VIPER M5

メーカー:
SOGNA

 

 やぁケンちゃん、久しぶり。“HYPER ANIMATION SERIES”と銘打たれたのはGTB以来だから2年近くのご無沙汰だったね。その間、ケンちゃんは本来は1本にして出せばいいボードゲームをわざわざ2本に分けて売ったり、元の原画家はすがわらあわじだってのに、そのキャラを妹の小娘ちゃんに模写させて、ロクにアニメもしない恋愛アドベンチャーをDirectorで作ってせっせこ小銭稼いでたみたいだね。しょーがないよね。新しい車は欲しいし、買ったら買ったでガソリン代や車検代とかの維持費もあるし。でもなぁ、人を騙すのはあまり感心しないなー。まったく守ろうともしない発売日もそうだけど、RSRの体験版だっけ? あれはどうなってるの? 一応発売日は決まってるんだよね? 発売日が決まり次第発送するって言ってなかったっけ? 昔は『アニメ屋ケンちゃん』と言えばエロゲー界の革命児・風雲児の代名詞だったけど、いい加減に児童から大人へと成長したらどうかな? 大人への第一歩はまず約束を守ることから。覚えておいてね。

 そろそろ本題を書かせてもらうね。今回の『M5』だけど、期待に違わぬイマハチ物件だったよ。ケンちゃん、そろそろ目を醒まそう。誰もケンちゃんの書くお涙頂戴脚本なんてハナから期待してないし、読みたくもないんだって。DOS時代のVIPERシリーズが栄光の賛辞を浴びたのは実用本位のオナニーグッズだったからであって、ケンちゃんの脚本なんて人体における盲腸みたいなものなんだ。後半はホントにヒドいよね? エロもないのにどーでもいいエピローグが延々と展開。ボクだけじゃない、きっと遊んだ人のほとんどがあそこで思うはずだよ。

「こんなとこに作画割くならもっとエロシ−ンを充実させんかいッ!」

 しかもケンちゃんとこの最後のアイデンティティであった『クオリティの高い作画』があっさりと崩れるシーンが何カットもあったね。『宇宙の騎士テッカマンブレード』すら平気で見てたボクが感じるんだから、その作画のヘタレ度は推して知るべしだよ。なんだか「本当はもっと時間かけなくちゃいけないけど、外野がうるさいから仕方なく出してやった」臭があの部分に充満してる。延ばしたくないなら延ばしたくないであそこはカットするべきだったんじゃないかな? 大丈夫。「伏線の回収ができてない」なんて批判は挙がらなかったはずさ。言ったじゃないか、誰もケンちゃんの脚本なんて読んでないって。

 そうそう、エロシーンもヒドかった。ケンちゃんさ、“起承転結”って知ってるかな? ちょっとケンちゃんには難しいかな? 要するに“はじまりがあれば終わりがある”ていう、お話を作る時に少しは脳味噌を働かしたほうがいい事を簡潔に説明した熟語なんだ。あ、今の漢字の読みは“じゅくご”ね。じゅ・く・ご。覚えた? でね、実はこの“起承転結”ってのはエロシーンにも当てはまる言葉なの。前戯があって、女性からのご挨拶(フェラチオ)の次に挿入からのピストン運動。色々と体位を変えて楽しませてから最後は射精。どうしちゃったのかな、レイプシチュエーション以外のエロでは正常位しか見れないよ? エロシーン全部に結の部分たる射精がないよ? “Finish him!!”と表示されてるのにレバーがイカれてるために究極神拳を出すことができない『モータルコンバット』って言えばわかるかな? とてつもない残尿感があるのよ。
 昔のケンちゃんはばっちり出来てたじゃない。どうしてこの『M5』ではできなかったのかな? ちょっとプレイヤーに意地悪したくなっちゃったの? でもそういうことは気が狂ってもしちゃいけないんだよ? だってケンちゃんがゴハン食べられるのも大好きなブーブーに乗れるのも、プレイヤーさんがケンちゃんのソフトを買ってくれるからこそなんだよ? だったらほら、ケンちゃんもプレイヤーのみんなが望むソフトを作ってあげなくちゃ。どのエロシーンも精液ぶっかけるタイミングなんていくらでもあったじゃない? 5個しかないエロシーン、その中の2個の純愛エロの片っぽで、

「ごめんね。最後までいかなかったでしょ?」

「痛がってる顔見てたらできないよ」

 そんなやりとりさせちゃダメだって。痛いのは初めのうちだけ、そのうちアンアン感じるようになってバシバシ体位を変えて、最後に「一緒にイっちゃうー」ってのはエロゲーやエロマンガの世界に許されるディフォルメ・フィクションであり、コモンセンスであり、ボクらの待ちわびたクライマックスなんだ。ここをおろそかにしたら絶対にいけないんだ!

 この際、ケンちゃんがどんな人間だって構わない。被害妄想癖があったって、化け物のセックス描写、しかもレイプシチュエーションが大好きな人間だったりしても構わない。エロゲーと全く関連性のないプロレス会場で限定テレカを売って、コレクターがテレカを買っただけで帰ってしまったことに文句をつけたりする尊大な人物でも……。うっ、そこまでいっちゃうとちょっと、や、かなりイヤな人物。でもケンちゃんはそんな人じゃないもんね。
 意固地になっちゃダメだ。今に至る現在、webではケンちゃんの悪口が言われてる。言われまくってる。それは事実。でもそれはケンちゃんがみんなと約束した発売日を守れば、みんなが望むエロをてんこ盛りでソフトに収めれば、自然鎮火していくものなんだ。未だ燃え盛る怨念の炎はすべてケンちゃん自身が招いた自業自得の炎なんだよ。

 それとマニュアルの最後で“基本的な話の流れ以外では私はあまり手を入れてない”って言い訳するのはどうかと思うなぁ。ていうか、どうせなら基本的な話の流れにも手を出して欲しくなかったよ。“昔作ったやつの焼き直し”とも言ってるけど、『ドロロンえん魔くん』っていつからケンちゃんの作品になったの? 『ライム』? なにそれ。浅学なボクには質の低い『えん魔くん』のパクリにしか見えなかったけどなー。

 DOS時代から10年近く。長い付き合いだからこそ、今回はハッキリ言わせてちょうだいな。そろそろプロデュース業に専念しようよ。プロデュースっつーか、人気原画家を引っこ抜いてくるマンマネージメント業。SOGNAが栄光の日々を取り戻すのはそれしかない。脚本もコンテもケンちゃん以外にやってもらえばいいじゃない。失礼を承知で言わせてもらうけど、ケンちゃんよりも実力上位の人なんていくらでもいるでしょうに。最前線から今すぐ勇気ある撤退を! ケンちゃん、今ならまだ! 踏ん切りがつかないならボクがいい方法を3つほど教えてあげるね。

1.ケンちゃんの大好きなブーブーで峠を攻めてみよう! 但し、時速150Km以上で常時走行という条件を設けること。

2.日本海溝を素潜りしてみよう! 但し、足にかなりの重量の重石を装備すること。

3.今すぐフランスへ旅客機の操縦免許を取得しに行こう! 但し、親友と思ってたら実はずーっと恨まれてた、そんな友人同伴で。

 どれもしばらくこの世なり、日本に帰ってこれなくなることは保証するよ! そしてもしも、もしも帰ってこれることがあれば、その時にはSOGNAは一流の会社になってるはずさ! なんて夢のようなプランなんだろう!

 ケンちゃんの夢じゃなく、オレや、これまでSOGNAに騙されつつも貢いできたお気の毒な人たちの夢なんだけどね。

10/5/2001

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